一生自分の歯で食を楽しみたい

  • インプラントを比較する前に

一生自分の歯で食を楽しみたい

「食べること」それは私にとっては究極の楽しみであり、死ぬまでおいしく食べたいと思っている。だから、歯はことのほか大事にしている。歯磨きは、歯磨き粉をつけて普通の歯ブラシで磨いた後、歯間ブラシで残りかすをとる。そのあと、歯磨き粉を付けずに、電動歯ブラシで歯茎のマッサージをする。ここまでしても、残念ながらこの歳になると虫歯と歯肉炎は避けられない。先日も親知らずの虫歯の痛さに耐えきれず、歯医者へ駆け込んだ。大抵の医者はうれしそうに「奥歯ですし抜きましょうか?」という。一度左上奥の奥歯を抜いて、やたらと全体が緩んでしまった苦い経験があるので断固として断る。

    最近では、歯医者でよくインプラントの説明をみかける。将来的にどうがんばっても虫歯と歯肉炎でいくつかの歯を失うことは避けられないと思っている。そんなときどうしたらいいのか。すでに入れ歯組の父親はいまだにかみ合わせがうまくいかず、固いものは食べられない。そんな父をみているとできれば入れ歯は避けたいと思う。インプラントという方法は人工的に歯根をつくって自然に近い歯の感覚を作るという。しかし、やはり金属を埋め込むとなると痛そう。しかも、体験した人の話を聞くと、数か月分の給料は飛んだという。まだまだそこまで踏み切る勇気はないし、できれば、一生自分の歯で食を楽しみたいとは思うが、やむを得ない場合は真剣にインプラントの研究をしなくてはいけないと思っている。(了)
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